日本財団助成事業「聴覚障害に関わる支援人材育成を目的とした遠隔手話教育システムの構築」
手話サポーター養成プロジェクト室

プロジェクト概要

プロジェクトの目標

高等教育機関において、手話通訳者、そして聴覚障害児者とコミュニケーションをとれる専門職従事者の養成を可能にするための仕組みづくりを目指しています。

1.日本手話の高度な言語運用力の習得を可能にする指導法の開発

言語学、心理学、脳科学、教育学などの学問領域が関わる第二言語習得理論、外国語教授法、通訳理論の学術的知見と研究に基づいた教育のPDCAサイクルにより、日本手話の高度な言語運用力の習得が可能になるように目指しています。



2.遠隔システムをベースとした手話習得・通訳養成カリキュラムの構築

「いつでも、誰でも、どこでも」。高等教育機関における正規科目として開講する他、単位互換制度、聴講生、公開講座、高等学校(自治体)設定科目としての選択科目「手話」等、さまざまな形での受講を、遠隔システムによって可能にすることを目指しています。
(本ページ下部の「SDGsとしての取り組み」をご参照ください。)



3.日本手話の習得・通訳養成に関わる指導者の養成

言語習得・通訳訓練では、双方向型指導や提出された課題のきめ細やかなフィードバックが必要であり、ハイレベルの手話・通訳スキルの習得を可能にする遠隔システムを全国的に展開するには、双方向的に関わる指導者が多数必要となります。そのため、第二言語/外国語習得理論・指導法、通訳理論・通訳養成指導法、学習理論、日本手話の言語学的知識と評価法等の知識と指導実践力を有する指導者を増やしていくことを目指します。



4.聴覚障害に関わる専門職における手話スキル等の養成・研修の遠隔カリキュラム化と運用

聴覚障害や、聴覚を含む重複障害を持つ子ども/大人における発達的課題や認知・行動特性を理解し、教育・支援に反映させて潜在的能力を最大限に伸ばせるようにするスキルや、そのために十分な意思疎通を図れるコミュニケーションスキルは、聴覚障害に関わる専門職として不可欠です。これらのスキル習得を目的として、手話習得指導プログラムと高等教育機関で開講されている聴覚障害関連専門科目を組み合わせた専門職向けの遠隔カリキュラムを公開していくことを目指しています。



5.複数の大学間連携による「手話教育研究拠点の連合体」の形成

手話教育や専門職養成を行っている大学間で、研究交流、講師招聘、シンポジウムの共同開催等を通じて、「手話教育研究拠点の連合体」を形成していくことを目指しています。


2019年度改訂版 パンフレット
※下記URLよりご覧いただけます(新しいウィンドウが開きます)

プロジェクトの目標と SDGs

本プロジェクトでは、持続可能な開発目標(SDGs)としての取り組みを行っています。 

※群馬大学ホームページにもSDGsについての紹介がありますので是非ご覧ください。
◆群馬大学SDGs紹介ホームページ(新しいウィンドウを開きます)◆